PJCS2021予選&本戦振り返り


ポケモンというゲームに競技的に取り組んで5年程になりますが、今年は初めて国内予選を通過して全国大会(本戦)に出場することができました。

大会前や大会中の取り組みや考えていたことなどを雑に書き残します。

予選(2021/04/09〜2021/04/12)

予選使用構築↓

バクガメスと雑に組み合わせたオーロンゲ+ディアルガが有象無象に対してかなり強いことがわかり、通常のディアルガ構築ではやや怪しくなる対ザシアンをバクガメスでうまくカバーできているという奇跡の噛み合いから完成度の高い構築に“到達”することができました。

構築完成に至るまで

シリーズ8ルールの伝説枠ではザシアンが最強であることは分かっていたのですが、2月と3月はレンタルでマスボ級に乗せる程度しかポケモンをやっていなかったので、ザシアンミラーで勝てる気がしませんでした。そこで、ザシアンをメタる側に回ることに。

ベースとなる↑の構築を組んだのが予選のちょうど2週間前で、身内との対戦会であるCANDEO Regionalで想定通りザシアンに対してバクガメスが死ぬほど強いことがわかり、うまく組めれば予選抜けできるポテンシャルがあるなと感じ、一人で細々と煮詰めていました。

ディアルガ+オーロンゲ+バクガメスから組み始め、この時点でカプ・レヒレが重いことが見えていたため電気か草を入れたくて、ゴリランダーというポケモンが個人的にあまり好みではなかったのでレジエレキを入れていました。残りは適当にボックスにいたウーラオスとランドロスを入れました。この時点で完成形と5体同じだったのは運が良かったかもしれません。

最終的にはグラスフィールドの回復とバクガメスの相性が良いこと、12月のランクマッチの上位構築で後発ゴリランダー+ウーラオスが終盤の詰めで強いことが証明されていたことが決め手となりレジエレキをゴリランダーに変更して6体が決定。そこから炎の渦、特殊ランドロス、吹雪、ウェザーボール、ソウルクラッシュ、時の咆哮&てっていこうせんの順で変遷して完成。

1週間前にウェザーボールに到達した時点でほぼほぼ完成していて、2〜3戦だけ回したあとは認知されないように一切回さず、ひたすら仮想的に対するダメージ計算をしていました。

脳内でしっかり考察し、全ての技・配分を(なんとなくではなく)明確な理由を持って決定できたため手応えはありました。が、完全オリジナル構築である故に正解が分からず、不安もありました。

今思い返しても変えたいところは一切なく、いい感じに構築を仕上げることができていたと思います。なんだかんだインターネット大会は構築ゲーだなと思いました。自分で0から組んだ構築で結果を残すことができたのは初めてで、自信につながりました。その構築を自分だけが一方的に深く理解している状態はアドバンテージが取りやすく、勝ち抜く上で大切な要素だなと感じました。

構築で意識したこと

自分はどちらかというとBO3の試合の方が得意で、BO1のインターネット大会を抜けたことがなくかなり苦手意識がありました。2ロム合わせて1日30戦しないといけないこともあり、予選を抜けるためにはプレイングが簡単でプレイヤー負担が少ない構築が必要だと考えました。

今回の構築では、ザシアン構築に対してバクガメスで鉄壁を積むという明確な詰め筋があり、その詰め筋の障壁となるポケモンを優先的に狙えば良いためプレイングミスが少なくなります。

また、誰にダイマックスを切るかを考えるのもプレイヤーへの負担が大きいと考えたため、全ての試合で1ターン目にディアルガにダイマックスを切って勝てる構築を目指しました。選出もできるだけ固定化できるよう、オーロンゲ+ディアルガで対応できる範囲を広げることも意識しました。

ディアルガの大地の力→吹雪の変更がその最たる例で、モロバレルやランドロスを即処理できるようになったことで対応範囲が大きく広がりました。ダイアースを切ったことで鋼に打点がない技構成になってしまいましたが、このルールの最強鋼枠であるザシアンにはダイスチルが等倍で通るため、ダイアースがなくてもなんとかなるだろうと判断しました。(ダイロックはないとリザードンに勝てなかったので切れなかったです)

急所に当たる事故のないバクガメスはもちろんのこと、オーロンゲの猫騙しが一切考慮されず刺さりまくったり、襷持ちのウーラオスや猫騙しと先制技持ちのゴリランダーなど取りこぼしが少なくなる要素を散りばめ、インターネット大会向けの構築をうまく組むことができたと思います。

予選中の話

今回は初めて金曜と月曜に有給を取得して万全の体制で予選に臨みました。

意識したこととしては、ボーダーチャレンジ時にかかるプレッシャーを軽減するために、2ロムを交互に回してレートを上げ、同じぐらいのレートのロムを2つ作り続けることを目指して潜りました。これによって片方がボーダーチャレンジ失敗してしまってもまだもう片方が残るため、メンタルに余裕が生まれます。

1日目
メインロム:4-2 レート1521
サブロム:12-3 レート1610

サブロムから先に潜りました。相手の回線切れだったのにこっちの負け判定になった試合があって発狂。メインロムは深夜に潜っていたのですが1400台にしかマッチングしなかったので途中で潜るのやめました。

2日目
メインロム:17-5 レート1654
サブロム:16-6 レート1609

サブロム16-3の1665から3連敗。マッチングも悪く、18~19ずつ吸われてしまう。。泣きながら就寝。

そして最終日3日目。まずはサブロムのレートをとりあえずメインロムと同じところまで戻すべく潜っていく。

3日目 18時
メインロム:19-5 レート1683
サブロム:23-8 レート1681

サブロムの負け数がやや気になるが、とりあえず2ロムで同じレートにすることに成功。

3日目 23時
メインロム:22-5 レート1720
サブロム:26-9 レート1706

ここでメインロムがようやく二桁順位になる(この時点で95位)。

Twitterでは1740がボーダー説があり、1740から+1勝を目指そうと考えていました。(全人類この考えをしたことによってボーダーは最終的に1750ちょいになった)

とりあえず残り対戦数の少ないサブロムを先に消化しようとなり潜り始める。

3日目 4時
メインロム:24-5 レート1742
サブロム:31-11-1 レート1742

てるるんさんに当たって負けたりしたものの、なんとか2ロム1740に乗って、メインロムは対戦数も残っておりかなりいい感じになる。順位は100位ぐらいで、ここからどちらか勝てれば予選抜けれそうだなと思ってました。サブロムは残り対戦数的に負けたら厳しそう。

ここで対戦数の少なかったサブロムで先にボーダーチャレンジをして勝利。レート1754の58位。これは抜けたのでは!?となる。

とりあえずメインロムでもボーダーチャレンジをするも、失敗。さらに連敗して1700まで落ちる。サブロムがボーダーを超えただろうという安心感から甘えたプレイをしたり、眠気や集中力切れから怪しいプレイが出るようになってしまい、そのままお亡くなりに。。

もうどうしようもないのでサブロムの順位に張り付く。生き残ってくれと願うがみるみる順位が下がっていく、、最終日深夜〜早朝の順位の変動の速さには本当に驚きました。結果的に抜けられたから面白かったと言えるものの、当時は恐ろしさを感じました。

8時半にボーダースレスレの100位になったものの、直近の自分のプレイの質を考慮し、繰り上げがない可能性よりも潜って負ける可能性の方が高いと考え、潜らず終了。最終105位ではありましたが、なんとか本戦の出場権利を獲得することができました。

反省点としては2日目の消化ペースが遅かったですね。試合ごとにできるだけ休憩を挟むようにしていましたが、休憩しすぎたせいで最終日深夜に寝る余裕がなく、集中力が切れた状態で早朝を迎えてしまい最後潜ることができませんでした。結果的には耐えましたが、次回の予選では改善したいです。

本戦(2021/05/09)

構築選択

ルールが発表されたのが3週間前、しかもランクマのルールが変わってから9日で全国大会とかいうあり得ないスケジュールで本当に困りました。ゴールデンウィークを迎えてもなお構築案が全くない状態で、本当に何も浮かばないまま前日を迎えてしまいました。

今思うと、ある程度強いポケモンが発掘され尽くしていた全国ダブルルールで画期的な要素を盛り込んだ構築を探していたのがそもそもの取り組み方として失敗だったかなと思います。シリーズ8ルールではザシアンという明らかなトップメタがいたことから、構築の方針自体は立てやすく、案外やりやすいルールだったんだなとこの時気付きました。

全国ダブルルールは12月〜1月あたりにそこそこやっていて、1月に開催された照挑戦王者決定戦でも決勝まで進むことができていたりとある程度勝ててはいましたが、扱える構築は多くなく、必然的にブリザポス軸かバナコー軸、もしくはその両方を採用した構築の三択になりました。なんとなくバナコーを使いたい気分ではなかったので適当にブリザポスを選択。格上相手にも上振れて逆さバトルを決めれば勝てるだろうという考えからでした。

タイプ相性の面で全対応を組むことがどうしてもできなかったので、避雷針以外のどんな相手にも抜群を取ることができる水浸し+レジエレキを採用して解決したことにしました。レジスチルは当日の深夜2時ぐらいにみんてぃあさんにお勧めされて採用しましたが、こいつが本質ポケモンだった。

大会当日

1戦もしていないし練度もクソもない状態で、しっかり開幕3連敗してレート1453まで落ちた時はさすがに人生終了したと思ったのですが、なんやかんやレジエレキが普通に強かったことと、レジスチルで詰められる相手が多かったので、思ったよりは勝てました。

先発レジエレキ+カプレヒレで水浸しダイサンダーで残数を取り、後発レジスチル+ポリゴン2で耐久詰めする動きが強いことに途中で気付き、後半はほぼその選出しかしていませんでした。このルールの最強ポケモンだと思っていたはずのランドロスはほぼ出さなかった、、

最高レート1554(7勝4敗)、最終レート1513(9勝8敗)で終了。知っている人にはあんまり当たらなかった印象でした。

大会中にマッチングしたキヌガワさんとの試合が一番面白かったのでYouTubeに対戦動画をあげてます。よかったら見てやってください↓

総括

今年も世界大会が中止になってしまいポケモンのモチベーションが下がってしまっていた時期もありましたが、リバティノートに関わっていることや、てるチャレなどの大会のおかげでポケモンのモチベーションを維持することができ、自分の中で過去一の実績を残すことができました。

世界大会の開催はまだまだ難しい状況ではありますが、世界大会で結果を残すまでポケモンをやめるつもりは(今のところ)ないので、今後もリバティノートの運営としてだけではなく、一プレイヤーとしてポケモンというゲームで上を目指して取り組んでいきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


PJCS2021予選&本戦振り返り」への1件のフィードバック

コメントは受け付けていません。